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世界のウスユキソウ属(エーデルワイス)

ヨーロッパアルプスの3大名花
エーデルワイス アルペンローゼ チャボリンドウ
左)●エーデルワイス……高山の岩壁や岩まじりの草原に生えています。
中)●アルペンローゼ……モンブランの氷河を背景に咲く小型のシャクナゲです。
右)●チャボリンドウ……茎がとても短いことから和名がつけられました。

 「エーデルワイス」と聞いて、どのような花を思い浮かべられるでしょうか?映画「サウンド・オブ・ミュージック」の主人公一家が、故郷を愛する心をこの花にたくして歌うシーンを思い出された方もおられるでしょう。

 ヨーロッパアルプスを代表する花といえば、アルペンローゼ、チャボリンドウ、そしてこのエーデルワイスがあげられます。ドイツ語で「高貴な白」を意味し、花びらのように見える白い苞葉を星型に開くさまから「アルプスの星」とも呼ばれます。あまり目立ちませんが、苞葉に包まれて黄色い花を咲かせます。アルプス民謡にも数多く歌われ、絵画や彫刻のモチーフになるなど古くから人々に親しまれてきました。しかし、その愛らしさゆえに花は摘み取られ、その数を減らすことになりました。現在、絶滅が心配される植物として大切に保護されています。

 世界に目を移すとウスユキソウ属はユーラシア大陸に約30種が知られ、分布の中心は中国からヒマラヤの高山です。日本にも5種が自生しており、「薄雪草」の名は株全体が白い綿毛におおわれて薄く雪化粧したように見えることからつけられました。

 当館でも代表的な種類を栽培、展示しています。アルプスの高峰に思いをはせ、自然がつくりだした清楚な美しさをお楽しみください。


(当館では春から夏にかけて開花し、一年を通してご覧いただける種類もあります。)

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●ハヤチネウスユキソウ
 (岩手県早池峰山)
●チシマウスユキソウ
 (クリル南部原産)
●ミユキソウ
 (韓国雪岳山原産)
●レオントポディウム・スーリエイ
 (中国雲南省原産)

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