←パングランゴ山
標高3019mの頂上付近には亜高山帯の植物も生える。
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■大切な植物の宝庫インドネシア
ラフレシア、オバケコンニャク、多彩なラン、高山性のシャクナゲなど大切な植物が無数に分布をするインドネシア、その大切さとは裏腹に、耕作をはじめとした開発で自然は隅に追いやられつつあります。
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↑ゴニア・ロブスタ
草丈1mにもなるベゴニア
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↑ムサ・アクミナタなどの生える林
種子のできる野生バナナのムサ・アクミナタなどの生い茂る1,800m付近の林。
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今回、7月中旬に頂上をめざしたジャワ島のパングランゴ山(標高3019m)は、首都ジャカルタから100kmあまりしか離れていませんが、保護区として大切にされているので豊かな自然が残されています。
標高1300mのチボダス植物園から登り始めると、亜熱帯らしい野生のバナナのムサ・アクミナタが明るい場所に点々と見られます。このほかにはベゴニア・ロブスタの白い花、トーチジンジャーの仲間ニコライア・ソラリスの赤いつぼみ、籐製品の原料となる刺だらけのカラムス、コショウも生えています。林を形成しているのは白いツバキのような花をつけるシマ・ワリッキや針葉樹のイヌマキの仲間、木生シダも目立ちます。
着生植物も多く、シマオオタニワタリが堂々とした姿で木についています。その他、イワタバコ科のアエスキナンツス、ムギランの仲間、デンドロビウムと樹木の幹が気になります。
■高山のプリムラとデンドロビウムが一緒
標高2500m辺りから頂上に見られるプリムラ・インペリアリスは気になる植物で、イギリスのプラントハンター、キングドン・ウォードやウォレスが書き記しているように、同一種と見られるものが2500マイル(約4000km)離れたアッサムの山に見られ、かつてはジャワ島が大陸の一部であったことを物語っています。一方、ギョリュウバイや木生シダのディクソニアのようにニュージーランドを思わせる植物も登場します。
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↑アモムム・コッキネウム
ショウガ科の植物で赤い花が目立つ。 |
赤道近くの高山であるところから、季節的な温度差が殆どなく、頂上付近でも暑くも寒くもないことが多いようです。そこで高山性のプリムラ・インペリアリスと温暖地性のデンドロビウム・ハッセルティとが一緒に見られる不思議な場所がひらけます。
←エピゲニウム・キンビディオイデス
着生ランで、デンドロビウムに近縁である。
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当館で見られる
インドネシアの植物 |
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←シマオオタニワタリ
各地に見られるシダ植物、葉の付け根の部分には落葉などがたまり養分と水分の保存を行う。(チャセンシダ科)
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←プリムラ・インペリアリス
ジャワ島唯一のプリムラ、大株になると草丈1mにもなる。(サクラソウ科)
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←デンドロビウム・ハッセルティ(ラン科)
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■インドネシア(ジャワ島付近)
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